2010/08/23

HMV渋谷




本日、HMV渋谷閉店。

HMV渋谷がMARUHANの場所にあった頃、
はじめて行くHMVにドキドキした。
まだ中学一年生だったと思う。
あそこではじめて買ったのはなんだったろう?
ピチカートVかBRIDGEじゃないかなぁ。

それからドップリと渋谷系と呼ばれる音楽に夢中になった。
邦楽、洋楽問わず、
HMVへ行けば、ドキドキする音楽に出会えるなんて
そんな風に思っていたから
流行りのJ-POPを知らないまま
音楽の楽しさをなんとなく知ってったんだろうなぁ。

ACID JAZZやFREE SOUL、
ネオアコと当時のUKシーン、
フレンチポップやスウェディッシュポップなんかを
それなりに聞きながら、
TRATTORIA、CRUE-L、ESCALATOR
といった日本のレーベルに夢中だった。
月に何度かライブにいって、
高校生になると、今はなきZESTで
いろんなレコードを買うようになった。
最初はレコード屋へ行くなんてことが
かっこいいと思って、
ドキドキしながら
素敵なジャケットのレコードを
選んで買うことから始まった。
そうやって、わたしのレコードは
ほとんど洋楽になって
クラブへ行っては
親に怒られたりして。


HMV渋谷にて、音楽にドキドキしてから
もうかれこれ18年とか経っちゃったけど
そんなユルい感じで始まった趣味だし
その時折で、音楽熱もあったりなかったり。
今じゃすっかりレコードを好むようになったけど
レコードは面倒だから、CDばっかり買っているときもあった。
でも、そうやって月に何度かCDやレコードを買うことが
なんだかんだ当たり前になって
今じゃ、本当に音楽が大好きになっている。
ここ何年かは特にいつだって今が生きてきた中で
一番音楽が好きだなぁと思うくらい。


ろくに古い音楽を聞かずに
新譜ばっかり買いあさるスタイルは
なんだかHMV渋谷で新譜を心待ちにしていた悪い癖じゃないか?と思うけど
そうやって、今、発生する音楽に
今という時代を教えてもらうように思う。
ファッション誌なんかを読むよりも
よっぽどその感覚で
自分にとってかっこいいモノを見極めてきたとも思う。

ジャンルとかもいまだによく分かっていないし
今、発生する音楽だから、今、楽しいに決まっていて
そうやって通過した音楽だから楽しめたり
古いものでも、
誰かが今MIXするから知りたくなったり
教えてもらったり。

いつまでたっても
まだ出会っていない音楽にドキドキ、ワクワクさせてもらえるから
嬉しくって、悲しくって、踊りたくなるなぁって、
幸せなことだなぁって。

無趣味に近いから
心からそんな風に思える音楽が
ずっとそばにあって良かった。


場所も、やってる人も、違えど、
そんなきっかけの地が…
その名称が…
なくなってしまうことがせつなくってね。


もう棚にも商品がそれほど並んでいなくて
欲しいものを選ぶのには少々困ったけれど
最後の買い物も新譜にしました。
この夏、7インチをよく聴いた
KISSESの日本盤を。

そういったモノを買うのも珍しいのだけど
日本で本当に良い音楽を紹介している人たちを
応援したくなるし、そういう熱は
なんだかHMV渋谷っぽい気がしなくもなくて。

これを見ると、HMV渋谷のことを
この先も思い出すのだろうなぁ。


本当にありがとう!HMV渋谷!!




ちなみに贔屓のレコード屋は
いまだにESCALATORだったりして
なんだか成長しないようで少し恥ずかしいのだけど。
でもいつまでもドキドキに出会える場所があるってのは
本当にありがたいこと。

ZESTの頃も今も仲さんはとても尊敬しています。

この夏の後半はESCALATORで買った
French Quarter(Stephen Steinbrink)のレコードを
やたらめったら聴いています。
いい映像がなかったけど…

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